(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:Mocosuku編集部
2015年4月、国による税制改正が行われ、「ふるさと納税」の拡充が行われました。
改めてですが、ふるさと納税の仕組みについてご存じですか?
自分のふるさとだけでなく、応援したい地域があればだれでも希望の自治体へ納税(寄附)できるこの仕組み。今回の改正では、納税をする人にとっても、また納税してもらう地方にとってもさらにメリットが増えているため、そのメリット目当てに納税する人も増えてきています。
変更のポイントを、整理してみましょう。
ふるさと納税の仕組み :メリットとは?
【納税者側】
・自分が応援したいと思う地方自治体に対して、納税(寄附)ができる(地方への関心・貢献)。
・自分が納める税金の使われ方について選べる唯一の制度(震災復興や自然保護など)。
・寄附金額に対して、現在自分が住んでいる自治体に収める住民税や所得税の一部が控除されるので、実質自己負担額が少ない。
・自治体によってはお礼に特産品を送ってくれるところなどがある。
【ふるさと納税を実施する自治体側】
・地方から都市部へ出て行った人たちから、ふるさとを思う心で税収が得られる。
・ふるさと納税をアピールすることで、自分のふるさと以外の地方へも関心を高めてもらえる。
・納税者の志に沿ったさまざまな行政施策を行い、地方活性の切り札とする。
・地域の産業や企業を全国へPRするチャンス。
・地方の競争が進む。
スポンサーリンク