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ふるさと納税の仕組み :きっかけは、特産品目当てでもOK!?
地域によっては、ふるさと納税のお礼として、海産物や果物、加工品など、都会ではなかなか手に入らないご当地の特産品を送ってくれるところがあります。
実質負担額の2000円でもらえるとは思えない豪華な品をそろえている地域もあり、最近は、お礼の品合戦の様相を呈している側面もあると、本来の趣旨とずれてきている、と指摘する声もあるようです。
ふるさと納税はあくまで寄附であり、お礼をもらうことが本来の目的ではありませんが、地方にとっては、産業をPRするツールでもあり、知名度を高めるきっかけにもなっています。納税(寄附)するほうは、それらの特産品をきっかけに、その地方を知り、また実際に手にしてみて、人に薦めたり、今度は購入したい、と思うかもしれません。
また最近は、宿泊券や施設の優待券などをお礼としている自治体もあり、「納税をきっかけに、地方に興味をもってもらって、実際に観光にきてもらおう」という試みをする自治体も増えつつあります。
ふるさと納税は、まず地域のファンを作る第一歩なのかもしれません。
興味をもったら、まず下記サイトでどのような「ふるさと納税」があるか調べてみてはいかがでしょうか?
【参考】
・総務省 ふるさと納税ポータルサイト(http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/080430_2_kojin.html)
・ふるさとチョイス(http://www.furusato-tax.jp)
・総務省「平成27年度以降 2000円を除く全額が控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安」(表参考)
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