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空気を飲み込みすぎてしまう、呑気症の原因
通常、食べ物や飲み物にもわずかな空気が含まれています。そして、食事をとったときに飲み込んだ少量の空気は、ゲップやガスで排出される仕組みになっています。しかし、呑気症の場合は飲食物だけでなく、日常生活のなかで無意識に空気をたくさん飲み込んでしまっているのです。
人は緊張や不安を感じたときに唾液を飲み込みます。呑気症の人は唾液と一緒に3~5ccの空気を飲み込み、多い場合は午前中だけでも20回この動作を繰り返します。
すると、昼食をとった後には200ccもの空気がたまっていることになります。ストレスを抱えると無意識のうちに唾液を飲み込む量が多くなり、胃や腸にたまってしまうのです。
また、人前でゲップやオナラを抑えようとして空気を飲み込んでしまうという悪循環に陥ってしまうこともあります。
・ストレスを多く抱えている人
・不安になりやすい人
・噛み合わせがよくない人
・早食いの人
・歯を噛みしめるくせのある人
上記に当てはまる人は呑気症になりやすい傾向があります。
「呑気症」を治すにはどうすればいい?
呑気症は習慣や癖になっているため、治すのには時間がかかります。また人によってさまざまな症状があり、ストレスの原因を特定しにくいのも特徴です。場合によっては心療内科に受診する必要も出てきます。
歯を噛みしめてしまう癖のある人は、マウスピースを使うことで空気をのみこむ癖を直すこともできます。
とはいえ、一番大切なのはストレスをためないことです。規則正しい生活を送り、ストレスフリーな日常を過ごすことで無意識に空気を飲み込んでしまう癖を治すことができるでしょう。
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