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執筆:Mocosuku編集部
監修:岡本 良平(医師・東京医科歯科大学名誉教授)
一般的に「女性は痩せるときには胸から痩せる」といいます。本当なのでしょうか?
調べていくと、それは本当だということがわかりました。
そこで今回は女性が胸から痩せていく理由と、それを防ぎつつダイエットする方法についてご紹介したいと思います。
胸から痩せるのはどうして?
脂肪が燃焼されやすいから
セルライトは繊維状の脂肪が絡み合い、老廃物を蓄積させて血液の循環を悪くするものです。太ももやお腹の脂肪はセルライト化していて燃焼しやすい状態です。
一方で胸はセルライト化しにくい脂肪といわれ、燃焼しにくい特徴があります。
もともと胸の脂肪は心臓に近く温度が高いことから燃焼しやすいといわれています。そのため、ダイエットなどで激しい運動をすると、胸の脂肪から燃焼していくため、サイズダウンの原因になってしまうのです。
栄養不足で胸の細胞がつくられないから
バストサイズを維持するためには、胸の細胞がきちんと働いている必要があります。
しかしダイエットによる食事制限や運動で栄養素が足りなくなると、胸の重さを支えるクーパー靭帯が弱くなってしまいます。また、胸に栄養を運んでいるのは血液ですが、ダイエットをすることで正常に血液が作られず、循環不足になります。
胸の細胞を作り出すことや、すでにある細胞を維持することができなくなり、胸がしぼんでいくのです。
女性ホルモンの分泌低下により乳腺が衰退するから
過度なダイエットをすると女性ホルモンの分泌が減少されます。
女性ホルモンは胸の形や大きさを保つ役割をしていますが、分泌量がへることで「乳腺」自体もしぼむため、胸がしぼんでしまいます。ハリがなくなり、垂れたバストになりやすいといえるでしょう。
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