(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
正しい耳掃除の方法とは?
自分で掃除する場合は、目安として耳の穴から小指のつめが入る程のごく入り口付近のみにとどめましょう。ここをやさしく細い綿棒(太い綿棒だと、耳あかを奥に押し込んでしまうおそれあり)で拭き取る程度で十分です。
お子さんなどに家族が耳掃除をする場合、耳たぶの上あたりを後方に引いてみましょう。耳の中がみえやすくなるので、明るい場所で、見える範囲を掃除しましょう。
また、つい奥の方まで掃除してしまうのを防ぐためには、綿棒を短めに持つこともおすすめです。
頻度は1ヶ月に1~2度ほどで十分です。
ただし湿性耳垢の人、もともと外耳道が狭い人、子どもや高齢者の方などの比較的耳あかが溜まりやすい人は、2~3ヶ月に一度程度、耳鼻咽喉科で耳掃除をしてもらうとよいでしょう。
健康保険の適応内で、的確に安全にやってもらうことができますから、安心ですね。
<執筆者プロフィール>
青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー
株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験があるベテラン助産師。
現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。プライベートでは一児の母。
スポンサーリンク