(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
口臭を気にするタイミング
自分で口臭を確認するすべはありませんが、口の中の感覚で口臭を注意できるタイミングはあります。
また口臭は1日のリズムや体調などによって強くなることも知っておけば、さらに予防することができます。
1.口の中がやたら粘つく時
朝目覚めたとき、口の中が粘ついて不快感をおぼえる方も多いと思います。これは就寝中に唾液の量が減ることによって、細菌が増殖することが原因です。
このような粘つきや不快感を覚えるタイミングでは、口臭が強くなっていることがあります。その時は歯を磨く、うがいをするなどして口臭対策をしましょう。
またこの粘つきや不快感が日中も常に続く方は、歯磨きが不十分だったり、歯石が付いている可能性もあります。
このような場合は歯科医院で専門的なクリーニングを受けないと、口臭が改善されないことがあるので注意が必要です。
2.口の中が乾燥するとき
口の中が乾燥すると、口臭は強くなります。また1日を通して口の中が乾燥しやすいタイミングがあります。
具体的には以下の状況です。
・起床時
・空腹時
・緊張している時
・疲労が溜まってくる夕方
また女性は生理前や生理中に唾液の量が少なくなるため、口臭が強くなりやすいです。
このように口の中が乾燥している時は、こまめに水分を取ることで口臭を抑えることができます。
ただし、コーヒーや紅茶などカフェインを含むものや、ジュースなどの糖分が含まれるものは、かえって口臭を強くする原因となります。
口臭を未然に防ぐ目的においては、ミネラルウォーターなどの水が1番効果的です。
歯ブラシや歯間ブラシの臭いを嗅いでみる
先に自分の口臭は自分ではわからないと述べましたが、じつは1つだけ方法があります。
それは歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどの臭いを使用してすぐに嗅ぐ方法です。
その際には歯ブラシに歯磨き粉をつけたり、香りのついたデンタルフロスを使用しないこと。
何も臭いがついていないことを確認したうえで、使用した歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスを嗅いでみてください。
この時食べカスの臭いはあまり気にしなくてもよいです。しかし腐敗臭(硫黄の臭い、卵の腐ったような臭い)を感じれば、それは他人に不快な口臭を発している可能性があります。
この腐敗臭の原因は歯周病菌で、改善するためには歯科医院での治療が必要かもしれません。
ただこの方法で「臭いを感じないから歯周病ではない」とは判断できません。あくまでも1つの目安ですので、注意しましょう。
スポンサーリンク