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胃下垂の原因って?
胃下垂の原因はいまだにはっきりとは解明されていません。
胃壁を構成する「平滑筋(へいかつきん)」の緊張が低下することで胃が垂れ下がってしまう、加齢や姿勢、痩せている体型によって胃を支える筋力が低下し、胃が垂れ下がることも原因のひとつと指摘されています。
また、胃下垂は細身の人に多くみられますが、胃下垂だから痩せているというよりも、痩せているから胃下垂になる、という説もあります。
いずれにせよ、現在では胃下垂の原因はわかっていないのです。
胃下垂にはどんな症状があるの?
胃下垂によって胃の蠕動運動が低下し、胃の中に長く食べ物がとどまると、胃もたれを引き起こすことがあります。
ただ実際には、胃下垂だけでは何らかの症状がみられることは少ないようです。
胃の蠕動運動には、自律神経や消化ホルモン、食べ物の成分による影響など、さまざまな要素が複雑に関わっています。
そのため、ストレスや不規則な生活によって自律神経のバランスが崩れ、胃の蠕動運動が低下すること、胃を保護する分泌物が減ること、そして食べ過ぎなど、さまざまな要因が重なることで症状がみられることがあります。
具体的には次の症状が現れるといわれています。
- ・上腹部不快感
- ・腹部膨満感
- ・胃もたれ
- ・悪心
- ・食欲不振
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