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日常生活で気をつけるべきこと
日常生活で最も気をつけたいことは、「頑張りすぎない」ということです。
産後うつになる母親は、完璧主義の人が多い傾向にあります。独りであれもこれもきちんとやりたい、と頑張ってしまうと、身体が疲れてしまいます。
できるだけ他人に頼って手伝ってもらい、赤ちゃんが寝たら自分も一緒に寝る、家事などは手抜きをする、くらいの気持ちで過ごしてみましょう。
また、話し相手がいることも大事です。
同じ時期に出産したママ友など外部の人とのつながりを作っておくこともいいですね。
そして、休養をとってもよくならない場合は、心療内科や精神科を受診しましょう。
産後うつの治療法
心療内科や精神科での産後うつの治療法はおもに次の2つです。それぞれをみていきましょう。
その1:カウンセリング
今の自分の悩みをカウンセラーに話します。
話をするだけでも楽になる場合もあります。何回か通って何が問題なのかをはっきりさせていくこともできます。
また、自律訓練法を練習する場合もあります。
自律訓練法とは、身体の部分ごとに力を抜いて、身体がリラックスした状態を作り、それを精神面へも影響させるもので、不安と取り除くリラックス法です。
その2:投薬
母乳をあげていると服薬することに不安がありますが、薬の種類によって問題がないものもありますので、授乳中であることを話し、主治医とよく相談してください。
症状の重さによって薬の種類が違いますが、抗うつ剤を飲む場合もあります。
薬を飲むことになったら、自分で判断して薬を止めたり、増やしたりしないようにしましょう。
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