(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
第2の曲がり角:30歳代から40歳代~
肌の表面にある表皮は、ターンオーバーすることで日々生まれ変わっています。しかし、加齢による新陳代謝の低下で、ターンオーバーの周期もだんだん長くなってきます。
加えて、次のような変化が肌に起こり始めます。
・紫外線などの影響が蓄積してシミが目立つようになる
・セラミド(肌のうるおいを保つ成分)も年々減少していくことで、乾燥しやすい状態になって、シワも気になりはじめる
・ハリをもたらすコラーゲンやエラスチンが加齢などにより減少が加速してたるみを感じるようになり、ほうれい線やマリオネットラインが深くなり目立つ、フェイスラインがぼやける、などの悩みが出てくる
さらに、一般に30歳代中頃から卵巣機能が低下し始め、女性ホルモンの分泌も乱れるようになります。女性ホルモンは、肌にハリをもたらすなどさまざまな恩恵をもたらしているため、この時期は肌にも影響が出始める頃といえます。
第3の曲がり角:50歳前後~
日本人の平均閉経年齢は50歳で、閉経の前後5年間(合計10年間)を「更年期」といいます。多くの人が更年期を迎える50歳前後は、卵巣機能の低下にともない、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンの分泌量がゆらぎながら減少する時期です。
肌内部に、コラーゲンやエラスチンを増やし、肌のハリやうるおいを保つはたらきのあるエストロゲンや、肌を外的刺激から守り、肌内部の水分が逃げないよう、乾燥をプロテクトするための皮脂分泌に関与するプロゲステロンの分泌が減少することで、乾燥・たるみ・シミ・しわなどの肌トラブルがさらに起きやすくなります。
スポンサーリンク