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しもやけの治療
ビタミンEの塗り薬を使用します。
毎年しもやけを繰り返す場合は、ビタミンEの飲み薬を飲むと効果があります。
ヒビやアカギレには、ワセリンなどの軟膏剤をラップに塗って患部を包む「湿潤療法」を用います。
しもやけの予防
しもやけに毎年悩まされる人は、冬場の外出時には、手袋・マスク・耳当てなど、露出しやすい部分をしっかりと防寒して冷気を避けてください。
あわせて注意していただきたいのは、靴や衣服です。
先の細いパンプスや窮屈なブーツなどは、長時間履き続けると指先が圧迫され血行が悪くなりますし、汗をかいた衣類を湿ったまま着ていると、肌が冷えてしもやけになる可能性があります。
食事面におけるしもやけの予防は、ビタミンEの摂取です。
ナッツ類(アーモンド・ピーナッツ・ヘーゼルナッツ)、緑黄色野菜(ほうれん草・モロヘイヤ・かぼちゃなど)、魚類(うなぎ・たらこ・いくら・からすみなど)、植物油(紅花油・ひまわり油・菜種油・マーガリンなど)、抹茶、卵、木綿豆腐などに多く含まれています。
しもやけは、できてしまうと治るまでに時間がかかり、とてもつらいものです。
まだまだ寒暖差の大きい季節が続きます。
症状に心当たりのある方は、自分の体質を知り、外気にさらされるときには防寒対策を心がけ予防しましょう。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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