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具体的に準備すること
実際に災害にあった時のために、何を準備しておけばよいか確認しておきましょう。
もちろん定期的に家族とチェックし、入れ替えも忘れずに。
飲料水や食料の備蓄
停電や断水など生活インフラの停止を想定すると、少なくとも3日分の水や食料の備蓄が必要です。
また、ただ備蓄するのではなく、ローリングストック方式で使いながら備蓄をすると、日常的な活動になります。
非常用持ち出しバッグ
ラジオ、救急用品、ヘルメット、マスクなどを収納した非常用バッグの準備も奨励されています。
推奨アイテムは首相官邸のホームページを参照してください。
※参考:首相官邸「災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~」(http://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html#c6)
連絡方法や避難場所の確認
災害が発生して電話がつながらなくなった時の連絡手段、安否確認方法、加えて、最寄りの避難場所や避難経路の確認も大切です。
家庭や職場、通勤通学途上など、災害時にいる可能性が高い場所を家族と共有し、すべて確認しておきましょう。
家具などの設置の見直し
家具の下敷きになったり、食器類など割れ物でケガをしたりしないように、ストッパーや金具を取り付ける、飛散防止フィルムを張る、家具の向きや配置を変えるなどの対策を講じることができます。
「防災とボランティアの日」をきっかけとして、防災に対する意識を高め、家族や地域ともコミュニケーションを図り、「備えあれば憂いなし」という日常を持続しましょう。
【参考】
・内閣府 防災情報のページ「『防災とボランティアの日』及び『防災とボランティア習慣』について」(http://www.bousai.go.jp/kyoiku/volunteer/detail_kakugi.html)
・総務省統計局「防災ボランティア活動の状況-『防災とボランティアの日』にちなんで-」(http://www.stat.go.jp/data/topics/topi670.htm)
・内閣府 防災情報のページ「平成28年度版 防災白書」(http://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/h28/honbun/index.html)
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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