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日本の「3秒ルール」で気をつけるポイント
これまでの話を整理して、気をつけるポイントをまとめてみました。
3秒以内はあくまでも目安、時間では安全と判断できない
どんなに早く拾っても微生物の付着は防げない
微生物が付着したからといって必ずしも身体に害があるわけではない
水分量の多い食品は微生物がつきやすい
できるだけ早く拾ってホコリや汚れを落とす
動物が糞尿をする可能性がある屋外では拾ったものは食べない
抵抗力が弱まっているときは時間に限らず拾ったものは食べない
通常、人が住む環境での無菌状態はあり得ません。
ゆえに、ヒトには菌に対応する力が備わっているのです。
その対応力を最大限に活かすためには、身体が健康な状態である、ということが大前提です。
【参考】
・ハザードラボ『“3秒ルール”はウソだった!食品落下実験2560回で証明される』(http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/7/17280.html)
<執筆者プロフィール>
山本 ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー。
株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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