(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
健康日本21(第二次)における「身体活動・運動」の目標値
国民の健康増進を図るため、健康づくり運動の指針となっている「健康日本21(第2次)」でも、「身体運動・活動」の指標として「日常生活における歩数の増加」(ウォーキング)の目標値を次のように掲げています。
24~64歳:男性9,000歩、女性8,500歩
65歳以上:男性7,000歩、女性6,000歩
健康維持のため、毎日上記歩数を「中程度」の運動強度(うっすらと汗をかくくらい)で行うことが奨励されています。
ウォーキングの成果は示されても、姿勢は教わらない!
データで示される事柄は理解できるものの、改めて正しい歩き方を学ぶ機会は意外とないものです。
その点について、バルセロナオリンピックに競歩で出場した園原健弘さんは警鐘を鳴らしています。
「1万歩歩きましょう、心拍数はこれくらい」といったエネルギー消費にばかりスポットが当たり、歩き方のゆがみや癖を直さないまま続けて膝や股関節を痛めてしまう人も多いというのです。
園原さんは現在、アスリートだった経験を活かして「健康づくり」を指導しています。
そんな園原さんが提唱する健康的に歩くコツが、「みぞおち歩き」なのです。
スポンサーリンク