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夏血栓予防にも水分補給は重要!
熱中症、夏血栓ともに、予防として水分補給 が大変重要になります。
血液が脱水状態にならないように、のどが乾いたら我慢をせずこまめに少しずつ水分補給をしてください。
加えて、血栓を招かない食生活の改善も予防になります。
たとえば、青魚のEPA(エイコサペンタエン酸:青魚に多く含まれる必須脂肪酸の一種)やハイカカオのフラボノイド、納豆や玉ねぎ、ミルクといった、いわゆる血液をサラサラに保ってくれる食材を摂ることも推奨されています。
冬に多い血管が破れる「脳出血」とは対照的に、脳梗塞などの原因となる血栓は夏場に多いことがわかっています。
意外に思われるかもしれませんが、コレステロール値が高い、血液が濃いといった、いわゆる予備軍の人に限らず、健康な人でもかかりやすいと言われています。
熱中症と同等の注意を要する病気が、最近の猛暑によってまた一つ増えたと言えるのかもしれません。
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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