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カリフラワーに含まれる栄養素
カリフラワーに豊富に含まれる栄養素を見ていきましょう。
ビタミンC
老化の原因となる酸化を防ぎ、皮膚のシワやシミの予防、血管をしなやかに保つ、ストレスに対抗するなどの働きを持ちます。
ビタミンCは水溶性ビタミンなので、茹でると減ってしまうのですが、カリフラワーに含まれるビタミンCは茹でても損失が少ないという点が特徴です。
カリウム
体内の水分量を調整する、むくみや高血圧を予防する、といった働きをします。
葉酸
ビタミンB群の一種で、細胞を作るのをサポートしたり、血液をきれいにしたりする働きをします。
お腹の中の赤ちゃんの発育では新しい細胞がたくさん作られるため、とくに妊娠初期に葉酸が不足すると神経の発育不全を起こすリスクが高まることが知られています。
妊娠を計画する女性には積極的に摂ってもらいたい栄養素です。
食物繊維
便のかさを増したり、腸内環境を整えて便秘を予防・改善したりする働きをします。
野菜や果物、海藻、豆類に多く含まれます。
食生活に偏りがある人や食事量の少ない女性に不足しやすいのはもちろん、どの世代も不足しているため積極的に摂りたい栄養素です。
スルフォラファン
アブラナ科の植物に含まれる物質で、強い抗酸化作用を持ちます。
さまざまなストレスによって活性酸素が過剰になると、細胞が酸化され、老化や生活習慣病の原因になることがわかっています。
この活性酸素を抑えるのが抗酸化作用です。
また、スルフォラファンには肝臓での解毒を助ける働きもありますので、お酒と一緒に摂るのもおすすめです。
カリフラワー活用法
カリフラワーは生でも食べられますが、茹でるとアクが抜けてさらに食べやすくなります。
下処理には手間のかからない野菜です。
たっぷりのお湯に塩を加えて茹でます。
さらに、酢やレモン汁などの酸を加えると白色が保たれ、きれいに茹で上がります。
1分ほど茹でたらそのまま冷まします。
このとき水にさらすと、栄養素が減ってしまったり水っぽくなったりしますので避けましょう。
もちろん、蒸したり、電子レンジを利用したりしてもよいでしょう。
揚げ物や炒め物にするときも、下茹でをしておくと芯に火が通らないこともなく扱いやすいです。
下茹でしたカリフラワーは、シンプルな温野菜も美味しいですし、ピクルスやグラタン、パスタソース、シチューの具材にもよく合います。
また、下茹でしたカリフラワーを細かく刻んでご飯に見立て、カレーやピラフ、チャーハン、丼などに活用する、ダイエットフードとしても注目を集めています。
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