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今回は、 おひとりさまの収入と支出 についてご紹介します。
晩婚化、晩産化による少子化が社会問題として取り上げられ、政府は「子育て支援」に取り組む姿勢をみせています。しかし、ここ数年の国勢調査をみてみると、明らかに未婚女性が増えていることがわかります。
(※平成2年度、平成12年度、平成22年度データ)
上記の国勢調査から、晩婚化が顕著になっているのはもちろん、見逃せないのが「おひとりさま」と呼ばれる、生涯独身を貫く女性の存在です。
平成2年度の調査では、75歳以上の未婚者(死別・離婚は除く)の構成比は1.4%でした。
12年度の調査では2.5%に増え、直近の22年度の調査では3.7%と、平成2年度と比べると約2.6倍の増加となっています。
おひとりさまの収入と支出 :女性の「おひとりさま」の収入状況は?
では、女性の収入状況を見てみましょう。年齢別賃金は、20代では男女差はそれほど大きくないものの、30歳以降は賃金の増加スピードに差が生じ、男女差が拡大します。生涯賃金において大きな差が出ることが想像されます。
この格差は、今後女性の社会進出が進むにつれて徐々に解消に向かうことが期待されてはいます。
しかし現状の日本では、女性の「おひとりさま」の収入状況は、20代から30歳前半にかけては気にするほどではないですが、年齢を重ねるにつれ、厳しくなることが予想されます。
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