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26歳のネイリストの女性がが19歳の男性店員を殴ったうえで股間を蹴り上げるというセンセーショナルな事件が起こりました。
今回の事件では男性店員に大事はなかったようですが、股間を強く打ち付けられると「尿道損傷」になるおそれもあります。野球のような球技スポーツで、ボールが当たった場合などでもこの「尿道損傷」は起こります。どのような症状があるのか確認してみましょう。
股間を強打… 「 尿道損傷 」 って?
尿道損傷は、泌尿器の外傷のうち約50%にみられる男性に多い外傷です。尿道外傷の症状は、男性の場合は陰茎の先端、女性の場合は外陰部の尿道開口部に血がつく、また血尿や排尿時などの痛みがあります。
損傷を受けた場所によって種類が分けられています。尿道からの出血や、会陰部(えいんぶ)、陰嚢(いんのう)部の皮下出血、尿の出が悪くなるなどの症状が表れるのが「前部尿道損傷」です。一方「後部尿道損傷」では、尿道からの出血はごくわずかで、主に肛門周辺に皮下出血班がみられます。肛門周囲は静脈のある場所なので、出血多量になりやすいのが特徴です。
特に男性は陰茎に通じている神経や血管に傷ができることで障害が起こる可能性もあります。股間が青紫に腫れて痛くなったら診察してもらいましょう。
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