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1歳半時の検診項目の中に「指さしをしますか?」という項目があります。 1歳半までに指さし ができない場合、「2歳検診にも来てください」と言われるので、多くのお母さんが「うちの子は何か障害があるのかしら」と不安になるようです。
10か月過ぎから始まる「指さし」
指さしは10か月過ぎ前後から始まる、発達の目安のひとつです。まだ言葉が話せない子にとって、自分の要求や意思を伝える方法と考えられています。
また、この頃からものの名前を覚えるようになってきます。1歳半前後の子は、まだ自分の気持ちを伝えられるほど言葉は獲得していないものの、いろいろなことを感じ取っています。「それを取って」「これで遊びたい」「あれは何?」というように、お母さんへの意思表示として指さしをするのです。
このため、いつも一人遊びをしている子は、生活の中で指さしを必要とする場面が少ないため、結果的に指さしをしない、または遅れることが多くなります。
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