現代病とも言える 夕方老眼の症状 とは?

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現代病とも言える 夕方老眼の症状 とは?

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夕方老眼の症状 をご存知ですか。
「夕方、仕事を終えてパソコンから目を離したら、遠くがぼやける」
「朝の電車ではスラスラ読めたスマホの文字が、帰りの電車では見えにくい」
「夕方になると目がかすんでくる」
このような「夕方老眼」と呼ばれる症状を訴える人がいま増えています。
通常の老眼は、多くの場合は中高年以上の世代に起こりますが、夕方老眼は20〜30代の若い世代でも発症するのが特徴。
何らかの目の病気の前兆の可能性もあるので、早めのチェックと対策を心がけたいですね。

 

夕方老眼の症状 :アイメイクも原因に

夕方になると起こる視力低下や目の不調=「夕方老眼」の原因として考えられるのは主に2つ。ひとつは、「目のピント調整機能の低下」。
パソコンや書類の小さな文字ばかりを長時間見ていると、目のピント調整の筋肉が凝り固まってしまうことがあります。
目は近くを見る時はピント調整筋肉に力を入れ、水晶体という目の中のレンズを厚くしてピントを合わせていますが、その状態を長時間続けると、筋肉が固まって元に戻りにくくなってしまいます。その結果、遠くのものが見えにくくなる症状があらわれます。
もうひとつ考えられる原因は、「ドライアイ」。
実は瞳の表面は完全な球体ではなく、ある程度の凸凹がありますが、この凸凹を覆って滑らかにしてくれているのが、涙。
この涙が乾燥して瞳の表面の凸凹が露出した状態=ドライアイになると、キレイな画像を映すことができなくなり、かすんだりぼやけたりします。
職場ではパソコンなどを見るためにずっと目を見開いたり、仕事の緊張感などから瞬きの回数が減ったりします。さらにエアコンで乾燥した空気が追い討ちをかけると、ドライアイを招きやすくなります。
ちなみに、平均で4秒に1回行う瞬きが、パソコンや携帯電話を使っていると12秒に1回になるといわれています。
また、まつ毛の根元の内側には、眼球の潤いを保つ油分を分泌し、目の乾きを防ぐマイボーム腺がありますが、女性の場合、マスカラや目の際アイラインなどで、マイボーム腺を詰まらせているケースもあります。
これらのほかに、パソコンなどから出ているブルーライトも、夕方老眼を助長する要因になります。
ブルーライトは、人間の目で見ることのできる光(可視光線)の中でも最も波長が短く、強いエネルギーを持っているため、網膜まで到達し、目に負担をかけてしまうためです。

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