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執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)
医療監修:株式会社とらうべ
デリケートゾーンがかゆくなる、という経験をお持ちの女性は多いのではないでしょうか。
でも、かゆいからといってかくわけにはいかず、我慢するのがつらいですね。
どうしてこのようなことが起こってしまうのでしょうか。
かゆみの原因や予防法について解説します。
デリケートゾーンはかゆみが出やすい場所!?
デリケートゾーンのかゆみはどうしておこるのか、まずは原因についてお話していきましょう。
デリケートゾーンは、下着やパンティストッキングなどにおおわれていることが多く、ムレやすい場所です。
月経中には、ナプキンによるかぶれなども起こり、おりものや汗などもかゆみの原因と考えられます。
とくに生理中では、ナプキンをこまめに変えないと、カンジダ菌や大腸菌、ブドウ球菌などの雑菌が繁殖して、かゆみ以外にもいやな臭いが出たりします。
デリケートゾーンは、皮膚の一番上にある角層が薄く、ちょっとした刺激に敏感に反応します。
また、部位も複雑な構造なので、汚れが溜まってしまう可能性のある部分もあります。ムレやナプキンによるものだけでなく、それぞれの体調から、かゆみがくることもあります。
ストレスが溜まっている、体調がすぐれないというときなどは、免疫力が低下していて、肌が敏感になっていますので、かゆみが起こりやすくなります。
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