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執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
ドラッグストアなどで買い物をするときに、「薬用」とか「医薬部外品」といった表示が気になったことはありませんか?
薬やスキンケア用品などは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
」、略して「薬機法(旧:薬事法)」という法律によって、医薬品・医薬部外品・化粧品の3つに分類されています。
いずれも私たちの日常で折にふれて見かける表記ですが、明確に区別をする機会は少ないかもしれません。
それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。
1. 医薬品
医薬品は病気の治療や予防を目的とする、いわゆる「薬」のことで、厚生労働省が効果・効能について認可した有効成分が含まれています。
医師や歯科医師による処方箋が必要な医療用医薬品と、薬局などで市販している一般用医薬品(=OTC医薬品)があります。
さらに、医療用医薬品は新薬(先発医薬品)とジェネリック医薬品(後発医薬品)に分けられます。
また、OTC医薬品は副作用などのリスクによって、さらに第一類・第二類・第三類医薬品の3種類に分けられます。
治療を目的とする医薬品は、身体への作用が大きいため、医師や薬剤師など専門家の指示・助言に従い十分注意して使用する必要があります。
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