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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
『フラッシュスリープ』は、『瞬眠(しゅんみん)』『マイクロスリープ』とも呼ばれます。
猛烈な眠気のあと、時間にしてほんのわずか数秒から数十秒、まさに瞬間的に眠りに落ちる状態を言います。
運転中などに起こると事故につながる危険性があります。
今回は『フラッシュスリープ』の原因や対策、また、上手につき合う方法をご説明します。
フラッシュスリープの原因
フラッシュスリープの根本的な原因は睡眠不足にあると考えられています。
その他に、体温の変化や時間帯など私たちの身体のサイクルによる要素が関わっています。
起こりやすい時間帯は、午後2時から4時、体温の下がりやすい深夜2時から明け方4時です。
誰しも午後の会議や深夜の仕事で瞬間的に意識が遠のいた経験をお持ちではないでしょうか。
とくに、この時間帯に運転や機械類を操作するような仕事をしている人は要注意です。
脳が瞬間的に眠ってしまうわけですから、交通事故や手足の切断といった大きなケガにつながりかねません。
また、蓄積した精神的な疲れやうつ病、睡眠時無呼吸症候群なども、フラッシュスリープが起こる原因に関係していると言われています。
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