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執筆:井上 愛子(保健師・助産師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
最近スカートがキツくなってきたかも…と、ぽっこりお腹が気になりはじめていませんか?
運動して引き締めたいけれど、仕事をしているしジムに通うようなお金も時間もない…
そんなため息まじりのあなたに朗報です♪
いつでもどこでも手軽に取り組めて、効果にも期待できる「ドローイン」というトレーニング法をご紹介します。
ぽっこりお腹解消の鍵は体幹にあり!
ぽっこりお腹やたるみを引き締めたい…と考えたとき、対策として真っ先に思い浮かぶのは腹筋という方が多いのではないでしょうか。
とは言うものの、日ごろ運動不足の人にとってはたとえ1回の腹筋でもキツイ。
その上腹筋によって鍛えられるのは、身体のもっとも表面に近い「腹直筋(ふくちょくきん)」が中心です。
腹筋だけでぽっこりお腹を改善するのは容易なことではありません。
そこで昨今注目されているのが、プロスポーツ選手なども取り入れている「体幹トレーニング」です。
体幹の定義は諸説あって、広義には胸からお尻までの胴体を指します。
ご紹介する「体幹トレーニング」では、とくに内臓まわりを包む深い部分にある筋肉の鍛錬を意図しています。
お腹まわりは「腹直筋」のほか、「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」「腹横筋(ふくおうきん)」「横隔膜筋(おうかくまくきん)」「多裂筋(たれつきん)」「骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)」といった筋肉で構成されています。
これらの筋肉が背骨と内臓のまわりで機能することで、私たちの姿勢は保たれ、安定した呼吸ができるように調整されているのです。
しかし、加齢や運動不足によって筋肉が衰えてくると、姿勢が悪くなる、お腹がぽっこりでる、さらには腰痛を起こしやすくなるなど、多くの問題が生じてきます。
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