(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
Twitterアカウントの乗っ取り :実は、その投稿、乗っ取られたのではないのかも
悪意のあるアプリを認証してしまって、"勝手に"宣伝ツイートやスパムツイートをしている場合、「自分が行わないようなツイート」を行われているので、乗っ取られたと不安を感じるかもしれません。
しかし、それらのツイートはアプリ連携を解除することで、ツイートされなくなりますよ。
アプリ連携設定:Twitter
https://twitter.com/settings/applications
※ スマートフォンからアプリ連携解除を行う場合、Twitter公式アプリには解除機能がないため、Chromeなどのブラウザアプリで「PC版サイトを見る」をタップし同様の対応を行いましょう
Twitterのアカウントを乗っ取られていた場合にも、パスワード変更を行った後に必ず「身に覚えのないアプリの認証」がないかどうか確認しましょう。
Twitterアカウントを乗っ取られないために「ログイン認証」を設定しよう
SNSはもちろん利用しているサービス毎にパスワードを使い回しせず、変更するのはもちろん、Twitter社が提供している「ログイン認証」を設定すると、より強固にアカウントを守ることができますよ。
ログイン認証を利用する方法:Twitter
https://support.twitter.com/articles/20170432
この機能を有効にすると、Twitterアカウントにログインする場合、設定したパスワードとスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末が必要になります。
そのため、乗っ取り犯がネットの向こう側でログインをしようとしても、モバイル端末に通知された確認コードがないとログインが完了しないため、乗っ取り犯もお手上げになってしまいますよ。
また、自分がログインをしようとしていないのにモバイル端末に確認コードが通知された場合には、乗っ取り犯にパスワードを知られてしまっていますので、すぐにパスワードを変更しましょう。
Twitterだけでなく、SNSを利用する場合には、ネットは別物と考えるのでは無く現実世界とも地続きで、ネットでの失敗が社会的な立場を損なう元にもなりかねません。
たかがネットのサービスと軽く扱うのではなく、慎重に設定を行いたいですね。
<執筆者プロフィール>
山口あゆみ(やまぐち・あゆみ)
京都府生まれ。
2005年より、セキュリティ関連イベント主催や登壇。同年よりMicrosoft MVP Award Consumer Security を受賞。子供とネットを考える会 代表、SPREAD情報セキュリティサポーター、京都府警ネット安心アドバイザー。
子供とネットを考える会:https://www.facebook.com/SafeWebKids
6月13日(土)に大阪にて、【無料・大阪豊中市】子どもを持つ母親限定セミナー
~あなたの子どもがスマホで何をしてるか、知ってますか?~を開催します。
詳しくは、こちら。
http://www.kict.or.jp/seminar/20150424_389.html
スポンサーリンク