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漢検の重要さ (2)
漢検は大学等進学、就職に有利
漢検は「言語力を測る指標」「目標を学ぶ意欲を測る指標」として大学等や企業で活用されています。
大学では、AO入試や推薦入試の出願条件(漢検2~3級以上など)、あるいは試験の一部免除(漢検準2級~2級以上)の条件となっています。
また、入試・選考において得点に加算されるなど有利になります。入学後も給付奨学金など経済的優遇措置の条件になっている場合もあります。専門学校も同様です。
企業では、新卒採用時や社員教育に活用されています。合格者に対して報奨金(5千円~1万円程度)を出す企業もあります。
漢検の重要さ (3)
子どもが高校生なったら漢検などの資格取得を促しましょう
資格特待生をご存じでしょうか。
大学等入学前に漢検、英検、日商簿記などを取得し、試験に合格し、入学する場合、ランクに応じて入学金や学費などの免除が受けられる制度です。
たとえば、某大学では、「英検2級以上または、日商簿記検定2級のいずれかを本学入学までに合格した者に対して、4年間の授業料を全額免除します。漢検2級以上は4年間の授業料50%免除します。」となっています。
某専門学校では、入学前に日商簿記1級に合格していると入学金と授業料が2年間免除です。
このような大学の資格特待生になれば、昼は、大学で勉強し、夜間に専門学校で専門的な知識を勉強する、いわゆるダブルスクールも経済的に可能になります。
仮に希望の資格が取れなくても、これらの勉強(特に英語の勉強)は社会人になってもずっと役立ちますので、大学生になっても、社会人になっても継続しましょう。
<執筆者プロフィール>
新美昌也(にいみ・まさや)
ファイナンシャル・プランナー(CFP)/1級ファイナンシャル・プランニング技能士。1986年、中央大学法学部法律学科卒業。2004年独立。得意分野はライフプランニング。
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