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執筆：株式会社 とらうべ
監修：太田 郁子（医学博士）
 
 

まずは 妊娠と男女のカラダのしくみ をおさらいしてみましょう。
 
妊娠は、男性の精子と女性の卵子が揃って、初めて成立するもの。産みたい！と思った時に妊娠するためにも、それ以外の時はしっかり避妊するためにも、精子と卵子の提供者である、男女のカラダの仕組みは、きちんと知っておく必要があります。
 

 

妊娠と男女のカラダのしくみ :妊娠のしくみ

 
妊娠のしくみは、女性の卵巣から飛び出した卵子(排卵)と、男性の精液の中に含まれる精子が、女性のカラダの中で出会うところからスタートします。
 
女性の子宮内にある精子は、卵子を目指して子宮から卵管へと進んでいきます。そこで、タイミングぴったりに卵子と出会うと、精子は卵子の膜を破って、卵子の中へもぐりこみます。これが受精の瞬間です。
 
受精した卵子(＝受精卵)は、すぐに細胞分裂を始めます。そのままゆっくりと、卵管から子宮内へ進み、赤ちゃんのためのふわふわのお布団ともいえる、子宮内膜にたどり着きます。ここで受精卵が落ち着くことを着床と言い、着床した時が“妊娠が成立した”瞬間です。
 
受精から着床までは、およそ1週間かかると言われています。
 
 

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