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夏冷え予防:食べ物・飲み物による「内臓の冷え」も油断できない
また、冷房による冷えに追い打ちをかけるのが「内臓の冷え」。
昨今の節電ムードの影響で、今はどこでも冷房の使用を控えています。そうなると無意識のうちに冷たいものの飲食が増えますよね。
たとえば…冬にはホットで飲んでいたカフェラテをアイスにしてしまう、夜にはギンギンに冷やした生ビールを飲む、などの行動はあなたにも心当たりがあるのではないでしょうか。
温かい食材を摂る機会が減ることで、内臓も冷え切ってしまうのです。
内臓が冷えて血行不良になると、さまざまなトラブルが引き起こされます。生理痛や下痢、便秘、食欲不振…。これもまさに夏特有のトラブルですよね。
夏冷え予防:ちょっとした習慣で今から「冷えにくい体質づくり」を
では、暑さをしのぎつつ夏冷えを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
具体的な方法は4つあります。
(1)首、おなか、足首をなるべく冷やさないようにする。
(2)適度に運動して血流をよくする。
(3)ぬるめのお風呂にゆっくり長めに浸かる。
(4)食事では、必ず常温か温かいものをひとつ取り入れる。
「首、おなか、足首をなるべく冷やさないようにする」というのは、東洋医学の考え方。東洋医学では、この3か所は絶対に冷やしてはいけない箇所とされているからです。
通勤や出先では無理かもしれませんが、オフィスや自宅では腹巻やレッグウォーマーなどを活用して上手に冷え対策をしましょう。
また、滞りがちな血液を巡らせることも大切です。
「適度に運動して血流をよくする」のがおすすめ。平日は仕事中も時々ストレッチをして血行をよくするといいでしょう。休日にはウォーキングや軽いジョギングなどをして、下半身の筋肉を鍛えるとさらに効果的です。
1日の終わりには「ぬるめのお風呂にゆっくり長めに浸かる」ようにしましょう。血行不良による筋肉のコリをほぐして、身体全体を温めてくれます。
「食事では、必ず常温か温かいものをひとつ取り入れる」ことも忘れずに。夏冷えを完璧に防止するには、内臓に冷えをため込まないようにすることが重要です。
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