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まぶた化粧品による3つのトラブル
まぶたがかぶれる
目を大きくする化粧品は、いずれも糊やテープを用いてまぶたを接着させます。そのため、粘着剤によりまぶたが乾燥してぼろぼろとはがれたり、皮膚がすごく硬くなっていたりと「かぶれ」のトラブルが後を絶ちません。
特にまぶたは顔のなかでも皮膚の薄い部分です。かぶれたまま化粧をし続けると、余計に悪化してしまうこともあります。異変に気づいたら使用をやめ、よく洗い流して眼科や皮膚科で診てもらいましょう。
まぶたの皮膚が伸びる
接着剤を使って目を大きくすることは、1日に何時間もまぶたを引っ張り続けているのと同じことです。これを毎日繰り返していると、まぶたの皮膚の弾性が低下し、皮膚が伸びたり、腫れぼったくなったりしてしまうことがあります。たるんだまぶたは、年老いた目元に見えてしまうもの。繰り返し使ったり無理やりまぶたを引っ張るのは控えましょう。
眼瞼下垂になりやすい
眼瞼下垂は、上のまぶたが垂れ下がり、視界が狭くなったり見えにくくなったりする状態のことを言います。上まぶたの筋肉が正常に動かないため、眉をつりあげて目を見開くようになります。
まぶた化粧品を使用し、毎日まぶたをこすっていると、刺激によって上まぶたの筋肉が正常に働かなくなり、眼瞼下垂に陥ってしまうこともあるのです。
美しさを求めたはずの化粧によって、まぶたがかぶれていた、皮膚がたるんでいた…などということがないように気を付けたいですね。
監修:坂本忍(医師)
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