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- 「耳かきすると気持ちいい!」という人は少なくありませんが、一歩間違えると、重大な耳そうじ中のケガや事故 を起こし、耳の中を傷つけてしまう危険性があります。
- 事故につながる危ない耳かきの仕方とは、どのようなものなのでしょう。ここでは、正しい耳そうじの方法をみておきましょう。
耳そうじ中のケガや事故 :子どもやペットに注意!
耳そうじ中の事故の被害者は主に小さい子どもで、以下のような事例があります。
・母親が目を離していたところ、1歳の男児が耳に綿棒を入れたまま倒れて泣いていた。救急車で運ばれ入院。
・母親が4歳の女児の耳そうじをしている際に、妹が乗りかかり、耳かきで耳を突いて出血した。
東京消防庁管内では平成21年から平成25年までの5年間で、耳かき中の事故により380人が救急搬送されていますが、そのうち0~4歳の乳幼児が150人とかなりの部分を占めています。
最も多い事故が、耳かきを「奥に入れすぎて出血した」ケースで、次に耳かきをしている最中に「人やモノ、動物に接触した」となっています。
こうした事故を防ぐためには、
・耳かきをしている時は周囲の状況(特に子供、ペット等)に注意すること
・乳幼児がいる家庭では、耳かきや綿棒は乳幼児の手の届く範囲に放置しないこと
・無理をして耳かきや綿棒を耳の奥まで入れないこと
が大切です。
小さな子どもの耳そうじをするのが難しい、傷つけそうで不安という場合は、耳鼻咽喉科等を受診する方法もあります。
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