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図書館員のツイート :望ましい図書館のあり方
その他、今回のツイートにより「鎌倉市立図書館に行く子どもは皆『不登校児』という評価を受けてしまうのではないか」というようなことを心配する声もあるようですが、仮にそのような評価を受けてしまうことになったとしても、これも法律上問題になるものではありません。
今回のツイートにより「子どもがむしろ死を連想してしまう」ことについても、自殺の教唆をしているわけではなく、「図書館においで」と言っているだけなので、当然法律上問題になりません。
結論として、今回の鎌倉市立図書館員の方のツイートは、法的には何も問題はないといえます。
筆者も、死ぬほど学校に行きたくない子どもは、学校に行く必要はないと考えますし、図書館がそのような子どもを受け入れる場所となることはむしろ望ましいことと思います。
<執筆>
伊藤誠吾(弁護士)
<参考>
(※1)
http://www.asahi.com/articles/ASH8B5GJPH8BULOB018.html
(※2)
http://www.asahi.com/articles/ASH8V5GY2H8VULOB00Z.html
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