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一酸化炭素中毒の症状 を知っていますか?10月10日午後、三重県の民家で一酸化炭素中毒による事故が起こり、小学2年の女児が搬送先の病院で死亡しました。家族は9日から自宅敷地内にテントを張ってキャンプをし、午後10時ごろ暖を取るため七輪で炭に火をつけて就寝していたそうです。
報道によれば、10日午前5時頃、女児の父親がトイレに行くために自宅に戻ったところで意識を失いました。午後5〜6時ごろ意識を回復し、テントを確認したところ妻と子供の3人が倒れていたとのこと。女児の母親と妹も病院に搬送されましたが、命に別状はないそうです。
楽しい家族イベントの最中に起きた、なんとも痛ましい事故です。一酸化炭素中毒の危険性を、この機会にもう一度確認しましょう。
一酸化炭素中毒の症状 :一酸化炭素はどういう状況で発生するか
一酸化炭素中毒の原因となる一酸化炭素(CO)は、炭素の酸化物で、常温・常圧では無色で無臭です。炭素を含む有機物が燃焼したとき、通常は二酸化炭素(CO2)が発生しますが、酸素の供給が不十分な酸欠状態での燃焼である「不完全燃焼」が起こると、一酸化炭素が発生します。
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