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ドゥ・ケルバン病の原因や治療法 :あなたは大丈夫? 「ドゥ・ケルバン病」をチェック!
スマートフォンをよく使っていても、自分がドゥ・ケルバン病かどうかわからないという人もいるでしょう。「フィンケルシュタインテスト」と呼ばれる簡単なチェック法があります。
1:親指を手のひらの中にいれてこぶしをつくる
2:手関節(手首)を尺骨側(肘の外側)に曲げる
このとき、手首や指に痛みを感じることがあれば、ドゥ・ケルバン病の可能性があります。
ドゥ・ケルバン病の原因や治療法 とは
ドゥ・ケルバン病では、指などの末端部分を動かす「腱」と、その周りを囲む組織である「腱鞘」が炎症を起こすことで、痛みが生じ、動きがスムーズにいかなくなります。
親指を長時間張っている状態にしていることが多いと、親指から手首につながる腱に負担がかかりすぎることによって発症します。スマートフォンを片手の親指で長時間操作する人は、筋肉の使い方に偏りが生じ、腱や腱鞘に負担がかかりやすくなるため、ドゥ・ケルバン病になってしまいやすいのです。スマートフォンの使用以外では、育児中で乳児を頻繁に抱っこしている人や、パソコンやピアノで手指をよく使う人に見られます。
症状が見られる場合は、基本的には安静にして手指を使わないようにするといいでしょう。症状が軽い場合は湿布や消炎鎮痛薬を使って治すこともできますが、症状が重くなると整形外科を受診して、腱鞘内にステロイド注射を打ってもらう必要があります。また、繰り返し症状が再発するときは、腱鞘を切開し、手術をすることもあるのです。
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