(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
「ネコはコタツで丸くなる」というのは、昔から日本の風物詩ですよね。最近はコタツのない家も多くなっているので、あまり見られないかもしれませんが、人間も、冬は布団のなかで足を縮め背中を丸めて寝たりします。そのほうがより温かいような気がしますが、本当でしょうか。またこうした寝姿は、身体にどのような影響を与えるのでしょうか。
冬に丸くなるワケ
寝室や寝具には、あまり暖房器具を使いたくないという人は、寝入りの段階ではまだ布団が冷たい状態です。そのため、布団に触れる面積をなるべく少なくするために、足を折り曲げ丸くなって寝てしまう傾向にあります。
体温で布団が温まる時間はそうかからないのですが、そのまま眠りに落ちてしまうと寝姿が悪くなり、朝起きたときに首や背中が痛いなどということに。
もちろん、人は、身体の圧迫部位を解放するために自然と寝返りを打ちますが、寝具の冷たい箇所を求めて頻繁に行う夏場に比べて、冬はこの回数がグッと減ります。
寝返りをせずに変な姿勢で寝続けていると、血行が悪くなってしびれたり、筋肉やすじを痛めやすくなります。
スポンサーリンク