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執筆:井上 愛子(保健師・看護師)
コートなしでは外に出られない、ある寒い日。
何気なく視線を移すと、外国人が半袖Tシャツで歩いていてビックリ!
こんな経験はありませんか?
一体どうしてこんな寒い日にTシャツ1枚でいられるのか不思議でしょうがない、なんて思われたかもしれません。
出身の国や人種によって、暑さや寒さの感じ方に違いはあるのでしょうか?
詳しく解説していきましょう。
住んでいる環境が影響?
同じ日本人でも「北海道と沖縄に住んでいる人では寒さの感じ方が違う」ということは想像がつくのではないでしょうか。
たとえば、真冬に最高気温が氷点下まで下がるロシア出身の人が、冬の日本で過ごす場合。
「真冬のロシアに比べたら、大した寒さじゃないよ」と、薄着で過ごしていても納得がいくでしょう。
ところが実は、寒さに強い身体には「慣れだけではない理由がある」と考えられているのです。それはどのような理由なのでしょう?
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