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執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
出勤前や休日の早朝に、読書、スポーツ、趣味などさまざまな活動を行う「朝活」。
「就活」や「婚活」にならって4~5年前からブームとなり一部では定着していますね。
一方、昨今はニュースで企業での過重労働が社会問題になっているように、やりすぎは問題ですが就業時間後に居残って仕事を続ける「残業」。
朝活とは反対に、おもに夜間の活動がメインとなります。
朝活と残業では、一体どちらが仕事の効率はアップするのでしょうか?
朝活派の理由
2015年にマイナビウーマンが行なったWEB調査によると、仕事の効率についてはズバリ「朝活」に軍配が上がりました。73.3%(夜残業を選んだのは26.7%)が選んでいます。
その理由には次のような項目がありました。
・夜はプライベートを充実させたい
夜にはそもそも仕事をやる気はないということですね。公私を分けて昼間は仕事、夜はプライベートというのは、立派なワークライフバランスで、きっとこういう人は、夜のプライベートのパフォーマンスも高いことでしょう。
・朝の勉強は夜よりも効率がいいと聴いたことがある
朝の勉強の効率については、睡眠中に記憶が整理され、朝は、記憶の干渉を受けずに脳内に情報を送り込めると考えられ、一日の中でも朝は、もっとも頭脳がさえわたっている時間帯と思っている人も少なくないようです。ただし、実証されているわけではないようですよ。
・起きて15時間以上経つと、酔っ払いくらいのパフォーマンスしか出ないらしい
もうこの時間帯になると、心身ともにかなり疲れているということでしょう。昔ながらの「早起きは三文の得」も、これに似た意味だろうと思われます。
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