(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
残業派の理由
一方、少数ながら「残業」を選んだ人の理由には、次の二つが挙げられていました。
・夜の静けさが好き
朝や昼は慌ただしくて、ミーティングや電話応対などもあり、集中して作業に取り組めるのは夜だからというわけです。
確かに、勉強を始め一人でやらなければならない作業は、他人がいると注意力散漫になったり、気や時間をとられたりと、効率が悪くなることもよくあることでしょう。ただし、作業と違って仕事は、通例はチームでやっているものですから、ミーティングや電話応対もふくめてパフォーマンスを高めることが仕事効率のアップです。
・夜型だから
もともと朝よりも夜に活動することを得意とするタイプだということですね。3分の2の人はどちらでもない中間タイプだそうですが、確かに朝を得意とする「朝型」と、「夜型」がいます。
朝型と夜型
睡眠のとり方に関して多様なパターンがあることが知られてきています。その一つが「朝型」「夜型」です。
朝型は平均的な人より2時間ほど早く起き、朝から活発に活動し、日が暮れるころには疲れてさっさと眠るという生活パターンを示しています。
一方の夜型は、平均的な人より2時間くらい遅く起き、午前中はぐずぐずしてあまり活動せず、日が暮れてから活発に動き出し、夜はなかなか眠らないという特徴をもっています。
これらのタイプは生得的(せいとくてき、生まれながらに備わっているさま)になりやすいらしいことが分かってきたという専門家もおり、朝型に夜勤をやらせたり、夜型が早朝に仕事をするなどは、パフォーマンスも悪く、長続きもしないし下手をすると体調も崩すなどといわれています。
朝型には「朝活」、夜型には「残業」と、タイプに合った活動が効率的だということですね。
スポンサーリンク