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糖尿病に効く食品ってあるの?
糖尿病の食事の基本は、適正エネルギー量でバランスよく食べることです。
そのため、糖尿病に効く食品や、害になる食品はありません。すべての食品において適正量を摂ることがポイントとなります。
ただし、食物繊維の豊富な食品を食べると血糖値の上昇をゆるやかにすることが期待できます。
血糖値の上昇がゆるやかになると、少ないインスリンの量で血糖値が維持できる為、糖尿病の予防効果が期待できると言われています。ごはんであれば玄米、パンであれば雑穀が入ったもの、野菜であればごぼうやモロヘイヤ、オクラなど食物繊維が多い食品を選ぶようにしましょう。
糖尿病でない人へもおすすめな食事
糖尿病の食事はバランスよく適正エネルギー量になるよう作られているので、一般の方にも健康的な食事であるといえます。
ただし、腎臓病など合併している病気の食事療法も行っている場合は、一般の方とバランスが異なりますので注意が必要です。
糖尿病の食事には、これがいいという食べ物もなければ悪いという食品も存在しません。医師の指示を守りつつ、バランスよく腹八分目を心がけてみてくださいね。
【参考】
東京都病院経営本部『糖尿病の食事』(http://www.byouin.metro.tokyo.jp/eiyou/tounyoubyou.html)
<筆者プロフィール>
永吉峰子(ながよし・みねこ)
管理栄養士。大手小売企業にて店長、商品開発を経験後、現在は「健康」「食」に関する執筆を中心に活動中
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