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睡眠を効果的にとることでメタボを改善
成長ホルモンの分泌は、眠りについてから3時間ほどで分泌のピークを迎えます。
また空腹時、つまり血糖値が下がった時にも分泌されます。
明け方には、血糖値を上げる「コルチゾール」が多く分泌されます。そのため、就寝時間が遅いと成長ホルモンの分泌のピークが明け方にくるため、コルチゾールの作用によって成長ホルモンの分泌が阻害されます。
成長ホルモンが効果的に作用するには、早めの就寝と充分な睡眠時間の確保が必要となります。
このように睡眠不足は肥満の原因になります。
またメタボリックシンドロームをはじめ、ほかにもさまざまな健康問題を引き起こします。
健康の維持のため、肥満の解消、メタボリックシンドロームの改善に睡眠は欠かせません。食事や運動はもちろんのこと、睡眠もしっかりととって、規則的な生活リズムを目指しましょう。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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