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ポリープの種類
声帯にできる呼吸器系のポリープ、大腸や胃にできる消化器系のポリープ、子宮頸管や子宮内膜にできる女性特有のポリープなどがあります。
また、遺伝子の変異によってできるものを「過形成性ポリープ」、遺伝子に変化はなく、炎症が原因でできるものを「炎症性ポリープ」といいます。
過形成性ポリープ、大腸にできる腺腫性ポリープ、胃にできる腺腫性ポリープは、がん化する可能性があります。
それでは次から、各ポリープの特徴や治療法を見ていきましょう。
「声帯ポリープ」の症状や治療法
ポリープの種類別に、特徴や治療法を見ていきましょう。
症状
嗄声(かせい:声がかれる)。声質は、低音になります。大きくなると、まれに呼吸困難を起こします。
治療法
保存療法か、手術療法が行われます。
・保存療法
声を出さないようにして、吸入・炎症を抑える薬を使用します。
・手術療法
保存療法で回復の兆しがない場合は、顕微鏡下でのポリープ切除を行います。術後1週間は、絶対沈黙の指示があるため、しゃべることはできません。
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