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温活の方法
最後に、温活の具体的な方法をいくつかご紹介します。
運動習慣を取り入れ、筋力をアップする
筋肉は身体の熱を作る器官なので、運動習慣を取り入れ、筋力をアップさせることは温活を行う上で欠かせないポイントです。
現在、運動をあまりしていない人は、まずはウォーキングを行う、できるだけ階段を使うようにするなど、できるところから始めてみましょう。
身体を温める食べ物を摂る
当たり前のことですが、冷たいものの摂りすぎは身体を冷やします。温活のためには、飲み物は常温や温かいものにしましょう。
ただし、ホットコーヒーなど温かくてもカフェインが入っているものは身体を冷やす作用があるため、摂りすぎには注意が必要です。
また、根菜類や香味野菜(ねぎ、にんにく、しょうがなど)、鶏肉・レバー、魚やチーズなどの食べ物には身体を温める働きがあるので、積極的に摂るとよいですね。
身体を温めるグッズを活用する
湯たんぽや腹まき、レッグウォーマーなど最近では温活に活用できるグッズが多く販売されています。
このようなグッズを活用するのもひとつの方法でしょう。
ただし、温まりすぎて汗をかいてしまうと、かえって身体を冷やすことになるので、注意しましょう。
湯舟につかる
シャワーで済ませてしまう人もいるかもしれませんが、入浴には身体を温め、血流を良くする効果があります。
マッサージやストレッチをする
マッサージやストレッチには、血液やリンパの流れを良くし、冷えやむくみの改善が期待できます。
温活にはさまざまな方法があります。まずは、取り入れやすいものや自分に合ったものから始めてみましょう。
【参考】
・沢井製薬株式会社「サワイ健康推進課」(https://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/illness/200909-02.html)
・株式会社レンインボー『川嶋朗先生 独占インタビュー』(http://www.rainbow-net.co.jp/interview/201409.html)
・南部洋子『女のキレイは子宮から-いますぐ始める「子宮エクササイズ」』草思社、2013年。
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら・ゆうな)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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