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40代は認知症への曲がり角!
40代も半ばくらいになると、以前のように無理が効かなくなったり、もの忘れが出てきたりと、「年齢を感じる」ライフステージに入ってきます。
認知症の中核症状(=基本的な症状)は、知的能力、すなわち脳の機能低下であり、あわせて、生活習慣病など生活習慣の乱れが「危険因子」として指摘されています。
この時期から次の2点で予防を講じることが、認知症の発症や重症化を抑える有効な布石となっていきます。
脳の機能低下を防ぐ
生活習慣の乱れを防ぐ
もっといえば、40代ですでに「脳は全然使っていない」生活をしているとか、「生活習慣が乱れに乱れている」といった状態になっていないように、今が何歳であっても今日から、この2点に関して、機能させたり規則化させたりする努力を怠らないことこそ、認知症予防といえるかもしれません。
認知症予防戦略の4本柱
認知症の発症や進行を先送りする予防法として、次の4つが挙げられています。
それぞれで推奨されている具体的ポイントとあわせて紹介しておきましょう。
生活習慣の改善
・定期検診等で定期的に生活習慣病のチェックをする、病気が見つかったら早期に治療する
・食事を適正カロリーにして、腹八分目、塩分控えめにする
・タバコはやめ、飲酒は適量にする
・睡眠をきちんととる など
運動、趣味、各種アクティビティ
・1日1時間程度の有酸素運動(ウォーキングやジョギングなど)が理想的である
・趣味やボランティアなど各種活動を通して、生活全般を豊かなものにする
・語学、読書や音楽など、知的な刺激を追い求める
社会的な交流や豊かな人間関係
・自分を取り巻く人間関係を、自然で良い関係に保つ
・仕事以外の社会的交流を作り、大切にする
・孤立したり引きこもったりしないようにする
認知症の早期発見・早期治療(重症化予防)
・認知症の知識や理解を深める
・定期検診やセルフチェックなどを活用して、ごく軽いうちに認知症の兆候を察知し対処する
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