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過緊張状態の人は疲れがとれにくい?
養命酒製造株式会社が未婚のビジネスウーマン(20~39歳)を対象に行った調査によると、「リラックスしようとしてもできない(気が休まらない)」という過緊張状態に当てはまる人の割合は63.1%であることがわかりました。
また、過緊張状態の人では、「疲れを感じている」と答えた割合が95.9%と、過緊張状態ではない人に比べると30%以上も高いことや、「休んでも疲れがとれない」慢性疲労の状態が伺える人の割合が90%を超えることもわかりました。
このような調査結果から、過緊張状態は疲労感に大きな影響を与えると推測されるところです。
過緊張状態が心身に与える影響
前述のとおり、実際に過緊張状態が長く続くと、いずれ心身に悪影響を及ぼすようになると推測できます。
たとえば、眠れない、途中で何度も目が覚める、などの状態が長引けば、不眠症などの睡眠障害を発症するかもしれません。
また、不眠により疲れがとれない、日中の集中力が低下するなどの状態に陥り、ひいてはうつ病などの精神疾患を発症する可能性も否めません。
あるいは、自律神経のバランスが崩れた状態が続き、めまい、動悸、冷や汗、ほてりなど自律神経失調症の症状が現れることも考えられるでしょう。
さらには、ココロとカラダは相互に影響し合いますから、過敏性大腸炎や気管支喘息、慢性頭痛などの身体疾患となって、さまざまな症状を呈する可能性も含んでいるのです。
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