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メタボとロコモの関係
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、内臓脂肪蓄積型の肥満に高血圧・高血糖・高脂血症など動脈硬化危険因子を複数もっている疾患で、健康寿命が短くなったり、要介護状態になったりする可能性があります。
一方ロコモは、前述のとおり運動器の障害が原因で、やはり健康寿命が短くなる、要介護状態になる、といったリスクがあります。
さらに、メタボとロコモ、そして認知症を合併する人も多いという報告もあります。
寿命は長くなりましたが、誰しも年をとってから、寝たきりになって、認知症にはなりたくありません。
メタボや認知症と比べ認知度が低いロコモですが、ロコモを知った今日から、ロコモ対策を始めましょう。
年齢は関係ありません。
日常生活にいかに運動を取り入れるか、アナタの自覚と決意次第です。
【参考】
※1 厚生労働省『平成28年版厚生労働白書 平均寿命と健康寿命の推移』(http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/16/backdata/01-01-01-10.html)
※2 厚生労働省『平成28年簡易生命表の概況』(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life16/index.html)
・厚生労働省 健康づくりのための運動指針2006-生活習慣病予防のために-(エクササイズガイド2006)」(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/07/dl/s0719-3c.pdf)
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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