(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
「イタキモチイイ」というコトバの意味、きっと何らかの実体験により皆さんご存知だと思います。
漢字では「痛気持ち好い」という表記になるでしょうか。
コトバンクでは、「軽い痛みとともに気持ちよさも感じる」と定義されています(※)。
今回は「痛い」と「気持ちいい」を同時に感じる「イタキモチイイ」という感覚について、どんな現象なのかを検証してみました。
「イタキモチイイ」と感じるとき
痛いのに気持ちがいい…とは、改めて考えるとなんだか不思議な表現ですよね。
痛いは「苦痛」、気持ちいいは「快楽」を表しますから、「イタキモチイイ」は対義語が混在している表現といえます。
それでは、どういう状況でこのような感覚になるのでしょうか。
皆さんも実感があると思いますが、たとえばストレッチやマッサージなどの場面です。
マッサージでツボを押してもらったとき、久しぶりに運動をして軽い筋肉痛になったとき、肩が凝ったので手を頭の上にあげて伸びをしたとき…などなど、「あ~痛いけど気持ちいい~」とつい言葉に出てしまうことがあります。
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