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ブルーライト眼鏡について:ブルーライト対処法
スマホやパソコンに対策フィルムを貼る、デバイスの明るさを下げる、長時間の使用をしないなど、ブルーライト対策はさまざまですが、ブルーライト眼鏡も手軽に取り入れられる対策のひとつです。
青の反対色を使った薄い色付きのレンズが一般的です。
サングラスほど濃くはありませんが、慣れるまで見づらく感じるかもしれません。
また、ブルーライトのカット率は低くなりますが、色のついていないクリアタイプのレンズもあります。
坪田医師は「最近では、さまざまなブルーライトカット・グッズが市販されているが、今のところ、その効果が実証されているのは、ブルーライトカット眼鏡だけだ」と述べています。
ただし、ブルーライトの普及にともなって粗悪品も出回っているようです。
坪田医師が世話人を務める「ブルーライト研究会」など、信頼できる情報筋でリサーチしたうえで取り入れるよう注意喚起をしています。
ブルーライトは体内時計をリセットして生体リズムを正常化します。
しかし、一方ではその強いエネルギーと散乱しやすい性質から目や身体に悪影響を与える、という側面を持っています。
まさに技術の恩恵を受けるか否かは私たちの使いかた次第…そんな典型的な例でしょう。
まずはブルーライトの正しい情報を得て十分に理解する、といった姿勢がとても大切です。
そして、ブルーライトカット眼鏡の効果には個人差があるでしょう。
検討している方は日常のケアもあわせて行うことをおすすめします。
【参考】
・坪田一男『ブルーライト体内時計への脅威』(集英社新書 2013年)
・ブルーライト研究会(http://blue-light.biz/)
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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