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食生活の改善
食事で必要なカロリーを摂っていない、栄養バランスが偏っている、無理なダイエットなどをしていると、低血圧になりがちです。
3食バランスの取れた食事を心がけましょう。
栄養素としてはとくに、タンパク質、ミネラル、野菜や海藻類を積極的に摂りましょう。
また、高血圧の場合は減塩が奨励されていますが、低血圧では塩分が不足している可能性があります。
一般的に低血圧の人は疲れやすいので、塩分とクエン酸がしっかり含まれる、たとえば梅干しなどを食事の時に食べるのも効果的です。
血液量を増やすために、水分もシッカリと摂るようにしましょう(必要量1日1リットル~2リットル)。
無理なダイエット、ストレスもよくない!
このように、血圧は低ければいい…というわけではありません。
体質的なこともさることながら、栄養不足やストレスも低血圧を引き起こす原因となります。
低血圧の予防には、極端なダイエットは控え、慢性的なストレス状態に陥らないよう注意しましょう。
また、十分な睡眠と運動や休養も適度に取り入れて、規則正しい生活を送ることも大切です。
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら・ゆうな)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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