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こんな体調のときは、とくに熱中症に注意
熱中症の予防には、何より発汗で失った水分や塩分を補給することが大切です。
1日の水分摂取の目安は、食事以外に約1.2リットルと言われています。
夏場は汗を多くかく分、増やす必要があります。
また、身体に溜まった熱を逃がすにはクールビズも有効です。
次のような体調の時は、熱中症になりやすい状態ですから、熱中症に注意する意識を高めましょう。
風邪などで発熱していて、体温が高くなっている
下痢・嘔吐などで水分・塩分・ミネラルが不足している
深酒や二日酔いなどで水分不足になりやすい状態である
寝ている間の汗で水分や塩分が排出されている上に、朝食を食べていない
睡眠不足で体温調節をする脳の働きが乱れている
おしまいに、環境省が公開している熱中症対策マニュアルから、水分補給のポイントをご紹介します。
利尿作用があるアルコールは逆効果です。
ビールが大変美味しい季節ですが、くれぐれも気をつけてください。
こまめに水分補給
のどが渇く前に水分補給
アルコール飲料での水分補給はNG
1日あたり1.2リットルの水分補給
起床時、入浴前後に水分を補給
大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
【参考】環境省『熱中症環境保健マニュアル2018』(http://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_manual.php)
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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