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執筆:井澤 佑治(ライター)
監修:山本 ともよ(管理栄養士)
もうすでに梅雨が明けたような天気の今日この頃。すると、大きなニュースとなってくるのが「熱中症」です。
これから始まる夏に向け、今から気を付けておきたいもの。
高齢者の場合は、炎天下の屋外だけでなく、建物の中での熱中症や、気づかないうちに体の水分が失われる「かくれ脱水」にも注意が必要です。(ただし、脱水症状は、水分だけが不足して起こるわけではありません)
熱中症対策!水だけでは足りない…
脱水症は、体内の水分と塩分が不足したときに起こる症状です。ちなみに「かくれ脱水」とは、頭痛や発熱といった熱中症・脱水症の症状はまだ出ていないけれど、体の水分は不足しているという、いわば熱中症や脱水症の一歩手前の状態です。
そのため、平常時の水分補給には水やお茶で問題ありませんが、熱中症や脱水症が疑われるときには、食塩とブドウ糖を水に溶かした「飲む点滴」である経口補水液が効果的なのです。
経口補水液はドラッグストアなどで手に入るほか、自分で作ることもできます。また、こうした脱水時にスポーツドリンクを飲む場合は、ナトリウム含有量の多いもの(100mlあたり40~80mg)を選ぶとよいでしょう。
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