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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
熱中症にかかるリスクは、なにも夏だけのことではありません。
気温と湿度が上がる5月頃から、早くもそのリスクは高まっていきます。
熱中症の予防で一番重要なのが、水分補給です。
よく「こまめに水分を摂りましょう」といわれますが、適切なタイミングとはいつなのでしょうか?
今回は、熱中症対策の水分補給について詳しく解説していきましょう。
身体の脱水状態で起こる症状
ヒトの身体は、約60%が水分でできています(成人の場合)。
そのため、水は身体にとってとても重要で、水分が失われと、さまざまな健康障害が引き起こされます。熱中症もそのひとつです。
熱中症の初期段階は脱水症状で、喉の渇きを感じたときには、すでに体内の水分量に対して1%の水分が失われています。
そして、水分量の2%が失われると、身体の機能が低下しはじめ、脱水症状を引き起こします。脱水の初期症状には、頭痛、めまい、吐き気、食欲低下、倦怠感、脈拍上昇などがあります。
これらの症状が出たら、危険信号です。
そのまま放っておくと、重度の熱中症へと進行していくので要注意です。
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