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執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)
医療監修:株式会社とらうべ
健康診断を受けて、ポリープが発見されることは、割とよくあることです。
そもそもポリープとは何でしょう。
「そのままにしていると悪性になってしまうのでは?」と不安になると思います。
取った方が良いのでしょうか。今回は、ポリープについて解説します。
ポリープとは
細胞が増殖して、臓器の粘膜の上に隆起してできた突起物のことを「ポリープ」といいます。基本的に良性の隆起性病変をいい、目で見て診断します。
ちなみに、ポリープの語源は、ギリシャ語の「polupous(「多くの足」という意)」に由来しています。
ポリープは、管状あるいは袋状の臓器にできるもので、たとえば肝臓や膵臓のような中身が詰まっている臓器には出現しないとされています。小さいうちはあまり問題がありませんが、大きくなってねじれたり、炎症を起こすと、痛みや出血をともないます。
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